温泉うなぎとは?

What’s Onuna?

村の95%が山。だから、うなぎ。

十津川村ってどんなとこ?

十津川村は奈良県にある日本で一番大きな村です。東京23区や琵琶湖よりも広い村面積(672.38km²)の95%を山が占めています。熊野古道や大峰山など、霊場・参詣道のある吉野の山間を、十津川(一級河川熊野川)がゆったりと流れています。

村の生活

村の主な産業は林業です。豊かな森林が上質の木を育てます。しかし、高齢化・近代化・過疎化が進み、林業以外の産業も必要となりました。そこで、温泉組合が全国初の「源泉かけ流し宣言」を行うなど、観光PRにも取り組みました。

村がなくなる!?

2011年、台風12号で村が大きな被害を受け、観光客も激減。このままでは村がなくなってしまうのではないか。自分たちも何かできないかと考え、山が生むもう一つの資源「水」を活用し、村の観光名物「温泉うなぎ」を作ろうと仲間とともに水産事業を創めました。


温泉うなぎとは?

温泉うなぎってなに?

十津川村の温泉で一定期間育てたうなぎを「とつかわ温泉うなぎ」と呼んでいます。十津川村の温泉には3つの泉質(温泉水の成分)がありますが、温泉うなぎの養殖場は上湯温泉にあります。

美味しいのかな?

温泉うなぎの特徴は、皮と身は柔らかく、味に雑味がないことです。タレをつけない白焼きにすると、味の違いがよくわかります。とつかわ温泉うなぎは、飼育量に限りがあるため村内の宿泊施設限定でのご提供となっております。

特別なの?

うなぎ養殖には、加温式、流水式、閉鎖循環式など種類があります。加温は通常、パイピングによる間接的なものですが、とつかわ温泉うなぎの養殖場では、いけすに直接源泉を流し入れます。これは、生物の生息できる泉質の神湯温泉だからできることです。


世界のうなぎ事情

世界のうなぎ養殖について教えてください

世界には19種のうなぎの仲間がおり、日本では、二ホン種(A.japonica)とビカーラ種(A.bicolor)の養殖が行われています。 うなぎは海と川を行き来する回遊魚で、海で生まれ川で育ち、海へ帰って産卵します。世界のうなぎ養殖は、海で生まれた稚魚を捕獲し、養殖場で育てます。

誰でもできる?

日本では現在、資源保護のため国内の総池入れ量(にほんうなぎ21.7t、それ以外の種3.5t)が決まっており、事業者ごとに決まった量の許可を受けて事業を行っています。毎年、農林水産大臣へ事業実績の届け出が必要です。

話題の完全養殖について

最近では、うなぎの完全養殖に向けた研究が、研究など研究機関で進められています。商業利用にはまだ十年ほどかかると言われていますが、研究者の方々のうなぎに対する強い探究心を垣間見るたび、数年後に実現するかもしれないと期待しています。


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