2015年から毎年、奈良県を通じて、水産庁へ養鰻事業者の許可申請を行い、更新を行っています。
奈良県には海がないため、全国で唯一、水産試験場がありません。そのため、各水産事業者の養殖場が水産試験場の役割を担っています。県の水産振興課は養殖指導、業界情報や補助金情報、許可申請など公的支援を行います。

うなサンドなど、地域資源を活用した商品開発を応援するファンドの申し込み申請を準備しており、県振興総合センターと進めています。
また、うなぎ等魚類の餌の開発、及び温泉がうなぎの味に及ぼす影響、簡易な浄化設備の開発について、産学官連携プロジェクトの準備中です。

商工会の経営支援、ミラサポ専門家支援により、事業計画の見直しと再構築を行いました。
急激に変化する養鰻事業をとりまく環境に対応するため、広い視野と柔軟な思考で適切な経営判断ができるよう助言を受けながら、融資計画、設備投資、事業の多角化を進めています。

2018年、南都銀行の「＜ナント＞サクセスロード」の優秀賞に、「十津川温泉うなぎ養殖事業」が選ばれました。この賞は、地域経済の活性化につながる事業を支援するためのもので、第4回目となる2018年度には62件の応募があり、とつかわ水産は大賞（1プラン）につぐ優秀賞（3プラン）に選ばれました。

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